Fusion 360のシートメタル機能のご紹介

シートメタル機能の概要

Fusion 360は、ソリッドモデルやフォームモデル、サーフェスモデリング等の様々なモデリング手法をご使用いただけます。その中でも今回は板物形状に特化したシートメタル機能についてご紹介します。

シートメタル機能は、金属の板を折り曲げたモデルを迅速に作成できる機能です。様々な形状、サイズ、厚さを持つ板に対して、ベンダー加工機で折り曲げの角度や長さを考慮した図面を作成することができます。また、板を切断するためのレーザー加工機用のデータ作成に使用することも可能です。

例えば、下の画像のようにブローチピンや、固定具などの様々な板物を作ることができます。

シートメタル機能の一例

Fusion 360はシートメタル用の機能として下記の機能を備えています。

１．シートメタル用のパーツ作成
シートメタル機能を使用すると、フラットなシートメタルパーツを設計できます。この機能は、機械加工部品を作成する場合と同様に、様々な形状、サイズ、厚さを持つ金属シートを使用して部品を作成することができます。

２．折り曲げ機能
シートメタル機能では、金属シートを折り曲げて部品を作成することができます。折り曲げの角度や半径などを指定することができ、ベンド位置やベンド方向などの詳細な設定も可能です。

３．フラットパターンの生成
折り曲げた金属シートからフラットなパターンを生成することができます。これにより、設計した金属シートパーツを実際に折り曲げる前に、必要な部品を正確に設計できます。

4．シートメタル専用の図面作成機能
シートメタル機能では、シートメタルパーツに適した図面作成機能も備わっています。これにより、製品の詳細な製造図面を作成することができます。

上記以外にも、Fusion 360は様々な機能を備えておりますので、Fusion 360に関してより詳しく聞きたい等ございましたらお気軽にお問合せください。お客様のご要望や事業内容に合わせたご提案させていただきます。

また、弊社からFusion 360をご購入いただいたお客様には、弊社独自のサポート等のご購入特典もご準備しておりますので、是非、宮本機器開発までお問合せください。