スマートフォン内蔵アンテナの比吸収率(SAR)解析

スマートフォンの高性能、小型化、5Gへの移行が進む中、携帯基板の発熱だけでなく人体へ与える影響も考慮する必要があります。

その中でも、比吸収率(SAR)※1は、製造業者が製品の電磁放射線の安全性を評価し、規制当局が製品の市場への適合性を確認するための基準として使用されています。

そのため、携帯電話やワイヤレスデバイスの安全性に非常に重要な指標です。

『Ansys HFSS』を使用する事によって一般的にスマートフォンに使用されているPIFA※2から人体に与えるSAR分布を解析することができます。

※1比吸収率(SAR): Specific Absorption Rate -電磁放射線を人体がどの程度吸収するかを測定する指標

※2板状逆F型アンテナ(PIFA): Planar Inverted-F Antenna

解析結果

人体モデルはAnsys HFSSのComponent Libraries より、スマートフォンモデルはFusion 360からインポートしています。

解析を行うことによって数値的にも視覚的にもSAR分布を確認することができます。

まとめ

Ansys HFSSを使用することによって、今回解析を行ったSAR以外に、アンテナの放射パターンやインピーダンス特性、電磁界分布など幅広い解析が可能です。

また、Fusion 360で3Dモデルを作成してインポートすることで、よりスムーズに解析作業を行うことができます。

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